引越しの準備や荷造りを効率よく済ませる方法

引越しの準備や荷造りを効率よく済ませる方法

引越しの準備で最も大変だと感じる人が多いのが「荷造り」です。荷造りを始めてみると、家族がたくさんいる場合はもちろん、一人暮らしでも意外に荷物が多いことに気づくはずです。その中には、普段はあまり使わないものもありますが、引越し前日まで使うものもありますので、優先順位を決めて順序よく片付けていく必要があります。

■あまり使わないものから、どんどんダンボールに詰めていきましょう
まずは、オフシーズンの洋服や靴、かばん、本や雑誌など、すぐに使うことがないもの、なくても困らないものから、ダンボールや衣装ケースに詰めていきます。コートやワンピースなどシワが気になる物は、ハンガーケースが便利です。引越し業者によっては、ハンガーケースを貸し出してくれますので、利用しましょう。

■荷物は、新居の場所ごとに詰めましょう
荷物は、「キッチン」「台所」「洗面所」「居間」「和室」など、新居の場所ごとに詰めるのが基本です。詰めたダンボールには、その場所の名前を大きく書いておきましょう。そうすれば、引越し業者がその場所に運んでくれます。さらに「食器」「洋服」「本」など内容物の名前を書いたり、タンスの中身をそのまま詰める場合などは「引き出し3段目」などと書いておけば、荷解きも楽になります。食器などのワレモノには「ワレモノ注意！」などの注意書きを上部に加えて側面にも書いておきましょう。側面にも書くのは、積み上げたときでも横から見えるからです。

■エアパッキンは、タオルや衣類で代用してもOK！
食器などのワレモノを詰めるときには、エアパッキンなどが必要です。しかしわざわざ準備すると、時間や手間がかかってしまいます。そんなときには、タオルや衣類などで代用する方法もあります。例えば、お皿をタオルやキッチンクロスで包めば、エアパッキンなど必要ないうえ、新居でゴミを出すこともありません。

■冷蔵庫の整理は、準備よく進めましょう
冷蔵庫は、引越し前日にはコンセントを抜いて霜取りをしなければなりませんので、それまでには冷蔵庫内のものをすべて使い切る必要があります。引越し10日ぐらい前からは、食材の買い出しや献立などもよく考えながら、前日には食べ切るようにしましょう。

■新居ですぐに使うものは、最後にまとめましょう
新居ですぐ使うものは、引越し直前まで使うものでもあります。布団や枕、照明器具、カーテン、タオル、お風呂用品、化粧品など、新居ですぐ使うものは直前まで残しておいて、「すぐに使う物」などと書いたダンボールに入れておけば、引越し業者が分かりやすいところに運んでくれるはずです。